
アジア・オセアニア地域は、世界でいち早く多くの次世代測位衛星が利用でき、衛星測位の性能の向上が期待される特徴的な地域です。この地域での利用実証実験は、新たなユーザーの要求に取りこみ、新しい受信機ハードウェアやアルゴリズム、アプリケーションを試験し、検証する絶好の機会なのです。

キャンペーンの主な目的:
- ・アジア・オセアニア地域のインフラにGNSSサービスを統合してくことを通じて、アジア・オセアニア地域における衛星測位、航法、タイミング(PNT)サービスの導入や活用を促進し普及させること
- ・新たなマルチGNSSの活用や地域での利用を推進し、ユーザーコミュニティーからGNSSプロバイダーへ寄せられる相互運用性に関するニーズや要求をフィードバックさせること
- ・アジアオセアニア地域のGNSSプロバイダーやユーザーが新たな利用方法を開発したり、共同で実験や実証を行えるよう促進すること

アジアオセアニアマルチGNSS実証キャンペーンとは、2010年から5年程度の期間に実施される一連の実証実験の推進活動です。このキャンペーンは以下の3つで構成されています。
- 1) インフラの構築
- マルチGNSS衛星群に対し正確な軌道やクロックオフセットを生成するために、マルチGNSS監視ネットワークが国際協力の下に構築されます。
- 2)プロジェクト
- アジア・オセアニア地域のGNSSプロバイダーや受信機製造業者、地域サービスプロバイダー、行政機関や大学が、災害管理、高度道路交通システム、精密測位、位置情報システムといった、新しいもしくは拡張されたマルチGNSSアプリケーションの共同利用開発や実験を推進します。
- 3) 地域ワークショップ
- 共同実験についての報告や結果、また新しい共同プロジェクトの企画が生まれるGNSS地域ワークショップは、アジア・オセアニア地域で毎年行われます。

















